2024/04/12 20:31
ウィッグの扱い方(メンテナンス方法)
毛絡みやフレーキングを防いで、ウィッグを長持ちさせる
ウィッグを着用される方に多いトラブルは、 毛絡みです。
主な原因は摩擦とスタイリング剤によるものです。
- 摩擦: ウィッグを着用したり、ブラッシングしたりすると摩擦が発生し、毛絡みの原因となります。
- スタイリング剤: ヘアスプレーやワックスなどのスタイリング剤が髪に付着し、固まって毛絡みとなることがあります。
- 特に、スプレーやワックス剤の白い粉やかたまりが毛絡みやすいです。
毛絡みがひどい場合は、 フレーキング現象と呼ばれる、たわしの様なガシガシした状態になることがあります。
フレーキング現象が発生してしまった場合は、以下の手順でメンテナンスを行いましょう。
1. ぬるま湯に浸す
- 洗面器に30℃程度のぬるま湯を用意し、ウィッグを5分ほど浸します。
- ぬるま湯でウィッグを柔らかくし、絡みを取りやすくします。
- 根元から毛先に向かって、指通りを良くしながら洗いましょう。
2. リンスをする
- 専用のウィッグリンスを髪に馴染ませ、全体に浸透させます。
- リンスは、髪を柔らかくし、キューティクルを整える効果があります。
3. 水気を切る
- タオルで優しく水気を押さえ、水分をしっかりと吸い取ります。
- ゴシゴシとこすったり、絞ったりすると、髪が傷んでしまうので注意しましょう。
4. 自然乾燥させる
- 直射日光や高温多湿を避け、風通しの良い場所で自然乾燥させます。
- ドライヤーを使用する場合は、冷風で遠距離から乾かしましょう。
毛絡みやフレーキング現象を防ぐためのポイント
- 着用前にブラッシングする: 着用前に専用のブラシで優しくブラッシングし、絡みや毛玉をほぐしておきましょう。
- スタイリング剤を控えめに使う: スプレーやワックスなどのスタイリング剤は、控えめに使用しましょう。
- 定期的にシャンプー・トリートメントをする: 2週間に1~2回程度、シャンプーとトリートメントで洗いましょう。
- 直射日光や高温多湿を避ける: ウィッグを直射日光や高温多湿な場所に放置すると、傷んでしまうので注意しましょう。
- 上記のポイントを参考に、ぜひ実践してみてください。
お客様のウィッグライフが、快適で充実したものになりますように。